なでなで

「なでなで」は、HeartProjects スタッフの一人である +EC さんが ver2.00 の頃に開発したソフトウェアです。ver2.11 からは Heart 本体と一体化しています。

原作者の +EC さんは、「なでなで」のことをこう説明しています( HeartProject本部 より)。

「なでなで」は仮想人格たちをなでなでしたり(他)できるソフトです。
人格を撫でたり殴ったり蹴ったり抱きしめたりできるそふと。
注:人格に愛を。殴ったり蹴ったりできても、しちゃだめ(偽善)

この説明には語弊があるのも確かですが、「なでなで」の可能性を端的に表しています。機能的に言うと「なでなで」は、常に任意の文字列のみでコミュニケーションを行うのみでなく、人格側に用意されているメニューからの選択を実現しています。恋愛シミュレーションなんかの行動選択肢に似ている…かもしれません。それ以外の方法がある所は違いますけれど、ね。

仕様

人格ファイル

人格ファイルの nadenade キーで、その人格がなでなでに対応しているかどうかを判断しています。

nadenade
true

なでなでのデータファイルの指定は datanadenade キーで行います。

datanadenade
nadenade1.txt

また、datanadenade キーの値にはカンマ区切りで複数のファイルを指定できます。

datanadenade
nadenade1.txt,nadenade2.txt,nadenade3.txt

データファイル

"word1","message1"
"word2","message2"
"word3","message3"
...
"wordn","messagen"
"{EndofData}","{Dummy}"

word が「なでなでめにゅー」に表示される項目で、message は対応する word が選択された時に Heart へと送られる(ユーザーの入力として扱われる)文字列です。


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